売れない商品を作るしくみ
子供服メーカーの多くはデザイナーを雇い商品の設計をしています。もちろんデザイナーは自分が良いと思うデザインをし、それをメーカーが製作し販売しています。
ここで問題なのが、なぜそのリボンを付けるのか?レースが必要なのか?カラーは妥当なのか?の根拠となるデータを使わずデザイナーの手腕に頼っている部分が多く見れます。実際にメーカーの展示会に行き営業マンに聞いても妥当な回答はありません。相当量の販売データを蓄積しているにもかかわらず有効活用していないようです。このしくみが売れない商品を作り続けています。売方7割という言葉があるように小売業は大量に蓄積された販売データから売れる物を分析し消費者の求める物を企画し作らせる。小売業の強みが最大限発揮されます。
0コメント